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七草粥

七草粥とは
人日の節句(1月7日)の行事食で、
その日の朝に春の七草が入ったお粥を食べると、1年間を無病息災で過ごせるとされています。
※ちなみに春の七草とは、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類のことです。


こうした伝統行事は、インターネットなどで調べて知識として蓄えることは簡単ですが、
実際に体験してみないことには、後世に伝えることはなかなか難しいですし、
なにより意味がありません。
それら伝統行事を後世に伝えていくかどうかはもちろん各児童たちの自由になりますが、
レミシンクで生活する以上は、社会勉強の一環としてきちんと体験(実践)していただきます。


ということで夢ぽーと各施設では1月7日の朝に、七草粥を頂きました。

おかずもたっぷりボリューム満点の朝食は、どれもとっても美味しそうですね♪


七草粥を作りながら、そして頂きながら、
なぜこの葉っぱを入れるのか?
どうして今日食べるのか?

その由来や理由などをきちんと知り、
頭で理解して考えることで、
ずっと忘れない、意味のある知識として、自身のになります。

伝統行事そのものを知るということはもちろん大事なことですが、
我々が最も大切にしていることは、その知るに至るまでのプロセスにこそあります。

中身の無いプロセスを通して得た結果は、なにひとつ身になりません。
(要は、その結果が知識なのであれば、所詮はすぐに忘れてしまうものだ、ということです。)
きちんと意味を考え手間を掛け、プロセスにをもたせることで、良質で意味のある結果(忘れない知識・経験)が生まれます。
そしてその結果ひとつひとつの積み重ねが人を賢く大きく成長させます。

七草粥のような伝統行事を知ることをはじめ、
勉強仕事人と人とのコミュニケーションなど、
様々な体験や経験ひとつひとつの中で、そのプロセスの大事さを知っていくことは、
立派な大人になるための一番の近道と考えております。


と、七草粥の記事なのにすっかり重たい話になってしまいましたね笑
大変失礼いたしました笑


というわけで、児童たちの今年一年の健康を祈るとともに、

ごちそうさまでした!