すっかり日も延びて涼しくなった今日この頃。
熊本の夢ぽーとでは素敵な年中行事が行われました。
「秋のお彼岸」を前におはぎを、
そして、「中秋の名月」を前にお月見団子を、
それぞれ作りました。
「秋のお彼岸」とは、秋分の日を中日とする前後7日間のことで、
この時期、仏教では極楽浄土に思いをはせ善行を積むべき大切な時期とされています。
一般的には、お寺の法要に参加したり、お墓参りに行ったりして、先祖や個人を偲び供養します。
「中秋の名月」とは、旧暦8月15日(現在の10月1日)の十五夜にお月見をする「ならわし」のことです。豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞し、お供えものをして感謝や祈りを捧げます。
どちらも日本で古くから伝わる大切な伝統・年中行事。
レミシンクでは、社会勉強も兼ね、しっかりと体験していただきます。
では早速、おはぎとお月見団子を作って参りましょう。
まずはおはぎから!
小豆をじっくりと煮込んで餡子にします。
今のご家庭ではなかなか小豆を煮るってことは減ったのではないでしょうか。
手間はかかりますが、甘さの加減など、自分好みのあんこを作ってみましょう。
あんこを煮詰めている間に米が炊けました。
やり過ぎず、いい塩梅に米を潰して丸くします。
このお米のつぶをちょっと残しておくことを「半殺し」って呼ぶ地域もあるんですよね。
昔話や落語に出てきたりもしますが…
なんて言ってる間にあんこもできあがり、包んでいきます。
完成!
次はお月見団子!
団子粉をこねて丸めて、
お鍋に投入!しっかり茹でます!
お団子につけて食べる用に黒蜜も作っちゃいました!
なんだか本格的…!
というわけであっという間に完成しました!
おはぎ&お月見団子!とってもおいしそ~!
器とお皿も本格的で、雰囲気が出てますね~…!
ささっ!せっかく外も涼しくなってきたことですし…
そして、お腹も空いてきたことですし…
ということで!
縁側に出て、みんなで頂くことにしました!
夜風に吹かれながら、秋の訪れ、季節の移り変わりを、ゆったりと感じます。
まるで時が止まったかのよう。風情があります。
と思いきや、みんな食べるのに夢中…!笑
いえいえ、それでいいのです!花より団子で結構結構!
だってみんな食べ盛りだもん!
でもみんな!
風邪引くといけないので、食べ終わったら、体が冷える前にお部屋に戻りましょうね~!